世界で一番難しい論理パズルに挑戦 part.1
はじめての数学記事です.お手柔らかに...
世界で一番難しい論理パズル
まずはこちらの動画をご覧ください.(答えを見たくない方は問題設定だけでも確認してください)
これは,2019年5月24日(金)に開催された「数学デー」というイベントで取り上げられた論理パズルです.
数学デーとは,東京では週二回,大阪では週一回開催している数学のイベントです.
なので,愛知県在住の私は残念ながら参加できません...
その代わりに,たまに更新される「数学デー」Channel - YouTubeを見て,数学デーの雰囲気を味わっています.
余談はさておき,「世界で一番難しい論理パズル」について紹介します.
二人の幼女AとBがいます.
悪魔が幼女Aにひとつの数を告げ,適当にポーンのおかれたチェス盤を見せます.
幼女Aはチェス盤(4×4)にポーンをひとつ置くか,ひとつ取り除くかして,悪魔に告げられた数を幼女Bに伝えなくてはいけません.
さて,どうすればよいでしょうか?
――― 「世界で一番難しい論理パズルを実践してみた」 概要欄より
内容を(動画の内容に合わせて)分かりやすくまとめると,
- 登場人物は,M(悪魔) A(幼女) B(幼女)の3人.
- Mは4×4の上下左右が区別できる盤面上に適当な点を打ち,さらに1つの数(0~15)をAに告げる.
- Aは盤面上の点を1つ増やすか減らすかする.
- Bが盤面だけを見て数を当てる方法を述べよ.
この問題はパッと見,漠然とした条件しか与えられておらず,解けそうにありません.
しかし実は,ちゃんとした解答が存在します.
時間に余裕のある方はぜひ,腕試しがてらに考えてみてください.
初回なので,今回の記事は短いですがここまで.
part.2 では,この論理パズルの解説をします.
最後までご覧いただきありがとうございました.
次回の記事もお楽しみに!
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問題のヒントです
ヒント1 2進数を使う
ヒント2 mod(合同式)の考え方を使う